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英語日記で英会話を身につける勉強法

もう英語日記のネタに困らない!すぐ英会話に役立つ書き方と例文を公開

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英語日記を書くイメージ

 

英語力アップに、英語日記をつけるのが効果的らしいけど…

  • 何から書けばいいの?
  • 書き始めてみたけどネタが切れた。
  • これでほんとに英語力が上達するの?

そんなふうに思いますよね。

 

今まで日本語でも日記なんて書いてないのに英語で日記を書くとなるとなおさら、すぐ手が止まってしまうのも当然。

毎日ネタが湧いてくるほど毎日の生活に変化がある人は少ないのですからね。

 

しかも

7時に起きた。

〇〇を食べて美味しかった。

会社に行って今日は疲れた。

〇〇という映画をみて面白かった。

など…

こういう内容の日記を書き続けたところで、あまり英語が上達する気もせずモチベーションも下がってしまいます。

 

でも実は、少しやり方を変えればネタにも困らず、英会話の上達にも効果的な英語日記が書けるようになります。

 

この記事ではその方法と、実際にわたしがこれまで書いてきた英語日記ネタの例文を交えてご紹介しますのでよかったら参考にしてみてください。

 

基本的な英語日記の書き方と例文

まずは基本的な英語日記の書き方からご紹介します。
もちろん日記なのでどんな書き方でもOKですが、スタイルを決めておくと書きやすいと思います。
最もシンプルな書き方としては以下の4項目。日記を始めて最初のうちはこの4項目に沿って書くだけでもしばらくの間はネタに困らないでしょう。

  1. 日付・曜日を書く
  2. 天気を書く
  3. 出来事を書く
  4. 自分の意見や感想を書く

 

1.日付・曜日を書く

最初に日付を書きます。
意外と「月」や「曜日」のスペルを忘れていたりもするので、毎日書くことで定着させましょう。
日付の並び順はアメリカ式とイギリス式で習慣が異なりますが、どちらか好きな方で書けばOKです。もちろん、自分が行く海外で生活する予定があるなら、その国の習慣に合わせておくのをおすすめします。

 

2.天気を書く

天気も「晴れ(sunny)」「雨(rainy)」「曇り(cloudy)」だけでなく、いろんな単語(clear, fine day, raining等)や表現(晴れのち曇り=sunny then cloudy等)があるので、少しずつ変化を付けていくといろんな表現が覚えていけます。

 

3.出来事を書く

小さなことでもいいので、何か出来事を書きます。
今日のこと、最近のこと、過去のこと、未来のことなどどんなことでもOK。
できれば、誰かと話すときに言いそうな言葉をイメージして書くと実際に使える英語フレーズがストックできます。
例えば「今日は何してたの?」「調子はどう?」「何が好きなの?」など外国人に質問されることをイメージして、その回答になること日記に書くイメージです。

 

4.自分の意見や感想を書く

上で書いた出来事に対する意見や感想を書きます。
「楽しかった」「いまいちだった」「頭に来たけど我慢した」など、ここでも誰かに伝えるイメージで書くと、いろんな表現が覚えられます。

 

シンプルな英語日記の例文(英語&日本語)

【English】

Thursday, February 10, 2022

Sunny then cloudy.

 

It was sunny then cloudy today.

I slept in a bit this morning.
Maybe I've been busy lately and I'm just tired.
So I'm going to bed early today.

 

【日本語】

2022年2月10日木曜日

晴れのち曇り

 

今朝少し寝坊をした。
最近忙しくて疲れがたまっているのかもしれない。
だから今日は早めに寝よう。

 

英語日記は手書きか?スマホやPCか?

ちなみに、書く物は手書き(ノートや手帳)でもスマホやパソコンでもOKですが、もし後で日記に書いたフレーズを見返したいならスマホやパソコンのメモ帳アプリなどに書くと、キーワードで検索して探せるので便利です。

もし、ノートや手帳に手書きする場合は、日記のあたまにタイトルを付けておくと後で探しやすいと思います。

先ほどの例文ならタイトルは「寝坊した」という感じ。そうすることで後から探しやすくなります。

ネタに困らない英語日記の書き方

英語日記を書くイメージ

 

英語で日記を書き始めて最初のうちは、何かと毎日書くことも思い浮かぶと思いますが、しばらくするとネタが尽きてしまうこともよくあります。

 

そこでおすすめなのが「会話形式で英語日記を書く」というもの。

これが、ネタに困らない英語日記の書き方です。

 

この方法、実際にやってみるとわかると思うのですが、ほんの短い1フレーズからでも、どんどんネタを膨らませられるのでコツをつかむと「何を書こうか?」と困ることはなくなります。

 

しかも、いつか自分が使いそうな会話のフレーズを日記としてストックしていくので、英会話のための練習としてもかなり効率的です。

もちろん自分が質問する側にまわったときの英文も覚えらます。

 

■例えば普通の日記風に書くとこんな文章↓

昼食に会社の近くで〇〇亭の豚骨ラーメンを食べた。おいしかった。

I had Tonkotsu Ramen at 〇〇Tei near my office for lunch. It was good.

 

これだけだと会話文としても使う機会があまりなさそうですし、ちょっと短すぎるので続けたところで英語が上達する気にもなりません。

 

例文1【英会話風】

でも、会話形式にするとこんな感じです↓

 

お昼は何を食べたの?

What did you have for lunch?

 

ラーメンを食べたよ。

I had ramen.

 

おいしかった?

Was it good?

 

うん。有名なラーメン屋じゃないけど思った以上においしかったよ。

Yeah. It's not a famous ramen shop, but it was even better than I expected.

 

何ラーメン?

What kind of ramen did you have?

 

豚骨ラーメンだよ。

It's Tonkotsu ramen.

 

誰と食べたの?

Did you have lunch with anyone?

 

1人だよ。

今日は仕事が忙しくてゆっくり昼食する時間がなかったので、会社の近くの〇〇亭というラーメン屋で1人ですませたんだ。

Just me.

I was so busy at work that I didn't have time to have a leisurely lunch, so I ate alone at a ramen shop called "〇〇 Tei" near my office.

 

そうなんだ。仕事、忙しそうだね。

そういえば何の仕事をしてるんだっけ?

I see..  You seems to be busy to works.

What do you do for living, by the way?

などなど

こんな感じで一つの同じ出来事でも、会話形式で書いていけばどんどん書くネタはふくらんでいきます。

さらに会話で質問する側の人を入れ替えていくと、同じ出来事を題材にしてもまた会話内容も変わってくるのでネタのバリエーションはもう無限です。

 

例えば、日本のことをあまり知らない外国人と話すイメージなら

・豚骨ラーメンってどんな味?(What does Tonkotsu Ramen taste like?)

 

・日本人はよくラーメンを食べるの?(How often do Japanese people eat ramen?)

などなど。

 

自分の母親と話すイメージなら

・もっと体にいいもの食べなさいよ。(You should eat more healthy food.)

 

・こんど友達の〇〇さん連れていくからそのラーメン屋の行き方教えてよ。

(I'm going to take my friend 〇〇-san with me next time, so please tell me how to get to the ramen shop.)

と、こんな感じで会話の相手を変えるだけでも会話のバリエーションは広がります。

 

しかも、英語で雑談する機会があれば、どれもそのまますぐに使いそうなフレーズなので書いていても楽しいと思います。(わたしはこれをやり始めてから英語日記が楽しくなりました)

 

 

英語日記は、日本語で考えてから英語に翻訳してもいいの?

英語日記を日本語から翻訳するイメージ

英語日記を書くとき、

「先に日本語で文章を考えてから、英語に訳していくべきか?」それとも「最初から英語で考えて書くべきか?」も気になるポイントですね。

これ、もちろん最終的には最初から英語で考えて書けるようになるのが理想ですが、初心者はまず日本語で文章を考えてから英語に訳すのがおすすめです。

 

なぜなら、英語で考えてもボキャブラリーが増えないし、すぐに書くネタに行き詰まるから。

 

まずはいつか実際に使いそうな会話文を日本語で書いて「これを英語でどう表現したらいいのか?」というネタをストックしていく方が、圧倒的に効率がいいし、楽しく続けられると思います。

 

初心者におすすめの英語日記を書く手順

具体的な手順は以下の通りです。

  1. 日本語で会話形式の文章を書く
  2. 自分でできそうなところだけ英文にする
  3. 全文を翻訳ツールなどで英文にする
  4. できれば一通り声に出して読む

これだと「自力で英語をアウトプットする力がつかないのでは?」と思うかもしれませんが最初はこれでOKです。

 

無理に英語で考えることに時間を使うより、翻訳ツールなどを使って書き、まずはその英文を覚えることに時間を使いましょう。

 

続けて英語日記を書いていると、同じような英語フレーズや言い回しが何度も出てくるので自然と頭に入ってきて、翻訳ツールを使わなくても自分で書ける英語のフレーズがどんどん増えていくので英語日記を書くのが楽しくなると思います。

さらに声に出して読み上げることで記憶に残りやすくなるのでできればこれもワンセットにしておくのがおすすめです。

 

さらに作文のバリエーションを増やす3つの方法【具体例あり】

英語日記を会話形式にすることで、ちょっとした出来事からでも書くネタが広がり、英会話にも役立つことはイメージいただけたかと思います。

 

でも「会話文もワンパターンになるのでは?」と思う方向けに、作文ネタのバリエーションを増やす方法を3つ、それぞれ例文を交えながらご紹介します。

  1. 実際の出来事からネタを考える
  2. 質問からネタを考える
  3. シチュエーションからネタを考える

この3パターンを使い分ければ当分はネタに困らないと思うのでぜひチェックしておいてください。

 

1.実際の出来事からネタを考える

髪を切るイメージ

1つ目は実際にあった出来事や感じたことを元に会話文として膨らませていくというパターン。(一番オーソドックスな方法)

もちろん日記だからといってその日のことを書く必要はありません。最近のことでも、ずっと前のことでも、実際に体験した事なら会話形式にすることでいろいろとネタは広がっていきます。

  • 映画を観た。
  • 犬の散歩に行った。
  • 髪を切りに行った。

などなど

実際の出来事を元に会話文を作っていきます。

 

例文2【実際の出来事からネタを考える場合】

例えば「髪を切りに行った」ことをネタにするならこんな感じ。

「昨日会社の帰りに髪を切りに行った」という何でもない出来事に対して、友達との会話を想像して書いていくイメージです。

あれ?髪型かわった?

Huh? Did you change your hair?

 

良く気付いたなぁ。

昨日、会社の帰りに髪を切りに行ったんだ。

You noticed?

I went to get my hair cut yesterday after work.

 

いつも同じ理髪店に行くの?

Do you always go to the same barbershop?

 

うん。だいたいはその店にいくよ。

値段も手ごろだし、お店の人もすごく感じがいいからね。

Yeah. I usually go to that shop. The prices are reasonable and the stuff who cut my hair are very nice.

 

その理髪店は家からは近いの?

How close is that barbershop to your house?

 

歩いてだいたい15分ぐらいかな。

It takes about 15 minutes to walk there.

 

いつも何時ごろ会社から帰るの?

What time do you usually get home from work?

 

普通はだいたい7時半ごろには家に帰ってるよ。

Normally, I get home around 7:30 PM.

といった具合。

こうすることで、自分が髪を切ったが外国人に質問するときにも使えます。

 

2.質問からネタを考える

質問から英語日記ネタを考えるイメージ

次は外国人と話した時によく聞かれそうな質問からネタを考えるというやり方。

実際の出来事が思いつかなくても、質問から会話文をイメージするとネタはまた膨らみます。

 

  • どこに住んでるの?
  • 日本では今何が流行ってるの?
  • 何をしにこの国に来たの?(旅行先や留学先で現地の人と話すイメージ)

など。

 

これも、海外の人と会ったときに使えるので、いろいろと日記でシミュレーションしてフレーズをストックしておくといつか必ず役に立ちます

 

例文3【よくある質問からネタを考える場合】

どこに住んでるの?

Where do you live ?

 

日本の岡山だよ。

I live in Okayama,Japan.

 

岡山ってどんなところ?

What's Okayama like?

 

岡山は西日本にあって、すごく気候の良い県だよ。

Okayama is located in western Japan and is a prefecture with a very nice climate.

 

岡山は何が有名?

What's Okayama famous for?

 

桃やマスカットなどの果物の産地として有名。

あと瀬戸内海にも面しているので海の幸も豊富だよ。

It is famous for its peaches, mascats and otter fruits.

Also, because it faces to Seto inland sea, there is an abundance of seafood.

 

いいね!ぜひいつか行ってみたい!

Is's nice! I'd love to go there someday!

 

コロナウィルスが落ち着いたら、ぜひ旅行できてね。

When the coronavirus has settled down, please come and visit us.

と、こんな感じで外国人と会ったときに聞かれそうな質問をもとに文章を書いていきます。

普通の日記だと、わざわざ書かないような身の回りのことも会話形式なら新鮮な気持ちで書けます。

 

3.英会話のシチュエーションからネタを考える

オンライン英会話のイメージ

3つ目はシチュエーションからネタを考えるというパターンです。

これは実際の出来事ではなく、これから起こりうるシーンを想像して文章を書くというもの。

 

できるだけこの先、自分が英語を使う可能性があるシーンを想像して書くことで、英会話の予行練習にもなります。

 

例えば、もし旅行に行く予定ががある人ならホテルでのやりとりや旅先で道を聞くとき、レストランでなどのシーンを。

留学を計画している人なら、学校でできた友達やホームスティ先のお母さんと話すシーンを想像して日記を書いていきます。

もしまだ英語を使う予定が特にない人は、自分がオンライン英会話のフリートークを体験するシーンを想像して書くのもおすすめです。

オンライン英会話のトークは、簡単な自己紹介や日常のこと、趣味や仕事のことなどが中心。

普通に外国人と雑談するときの会話にかなり近いのでいい練習になると思います。

 

例文4【シチュエーションから考えた場合】

ではオンライン英会話の講師とフリートークをするシーンの例文です。

 

私はローラ。あなたは?

I'm Laura. What's your name?

 

ケンだよ。

I'm Ken.

 

何か趣味はある?

What do you do in your free time?

 

旅行をしたり、音楽を聴いたり、ゲームとかが好かな。

あと...最近はジムで体を鍛えるのにハマってるよ。

I like traveling, listening music. and playing video game.

And then.. I've been into working out at the gym lately.

 

旅行はどこに行ったことがあるの?

Where have you traveled to?

 

日本国内なら沖縄とか沖縄とか、10か所以上は旅行したよ。

でも海外にはまだ行ったことがないんだ。

I've traveled to more than 10 cities in Japan, including Okinawa and Hokkaido.

But, I have yet to travel abrord.

 

どこか旅行してみたい国は?

What country would you like to travel to?

 

オーストラリアとか、アメリカとか…もっといろんな国に行ってみたいな

Australia, USA, and more...  I'd like to go to a  lot of different countries!

 

わたしはオーストラリアに行ったことがあるんだけど、最高だったわ!

いつか行ってみてね。

I've been to Australia, It was amazing!

I recommend you go there!

 

うん。そうするよ。

Yes, I will.

 

こんな感じで、より具体的な会話をイメージすることで実際に使える英語の練習・シミュレーションになります。

 

最後に【英語日記ネタを会話形式にすると、そのまま英会話に使えます】

英会話を楽しむイメージ

最初わたしは英会話ができるようになりたくて英語日記を書きはじめたのに…

気が付いたらまるで英語日記を更新することが目的かのように小学生の作文のような、あまり英会話に役立ちそうに無い日記をつけていました。

 

でも、会話形式の日記に変えたことで「これがそのまま英会話の役に立つ」と実感しながら続けられるようになりました。

しかも日常の小さな出来事からいくらでも書くネタを広げられ、外国人との会話するシーンを具体的に想像しながら英語学習できるのは楽しいものです。

  • 英会話のネタをストックする
  • 無理に英語で考えるより、日本語から訳してから覚える
  • 「出来事から」「質問から」「シチュエーションから」といろんな角度から考える

このあたりを意識しながらまずは「英語で会話する」ことを目的に頑張っていきましょう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。