こんにちは。コトノバです。
- ・英語日記で本当に英語が話せるようになるの?
- ・具体的な期間や効果、やり方のコツを知りたい
- ・実際にやってみた人の体験談を聞きたい
この記事は、こんな方のお役に立てると思います。
英語日記と言えば「英語日記BOY」という本が有名ですね。
この本を書いた新井リオさんは実際に英語日記+オンライン英会話を3年続けた結果、海外でフリーランスのデザイナーとしてお仕事したり、TEDトークでスピーチしたり、まさに英語ペラペラを実現した人です。
※新井リオさんの使っていたオンライン英会話はDMM英会話です。
※新井リオさんのブログはこちら→https://arairio.com
でも、もともと英語が苦手な会社員が仕事をしながらだと、英語日記を続けたところでいつになったら英語が話せるようになるのか?は疑問だと思います。
英語日記+オンライン英会話を6か月間続けたわたしの、今のリアルな状況と効果的な英語日記学習のコツなどをご紹介します。
- 【独学】英語日記で英語は話せるようになるのか?
- 英語日記が効果的な3つの理由
- 英語日記で「話せるようになる」ためのコツ・勉強法
- 英語日記と一緒にやると効果的なもの
- 英語日記は「英語が話せるようになる」ための近道
- 英語日記に関する記事
【独学】英語日記で英語は話せるようになるのか?
「英語で日記を書くことでほんとに英語は話せるようになるの?」
まずはこんな疑問があると思いますが、その答えは「Yes!」です。
もちろん、ただただ英語で日記を書くだけでは難しいですが、英語日記とオンライン英会話をうまく組み合わせていけば大丈夫です。
というのも、実際に半年前に英語が全く話せず(相手が何を言ったのか聞き取ることさえできず)撃沈したわたしが、今は英語が話せるようになったからです。
仕事をしながら独学で英語学習をはじめて試行錯誤する中、「英語日記BOY」という本に影響を受け英語日記をスタート。
今から思うとそれまでの英語学習は「何となくがんばる」という感じでしたが、この本に出会って英語日記を始めてからは「実際に話すための練習」だけに集中するよう切り替え、そこから英会話力が急に上達しました。
今は全く英語に自信がない方でも、半年ぐらいあればわたしのようにある程度は話せるようになると思います。
そしてそういう人にこそ、英語日記は効果的だと思います。
「英語が話せる」とはどういうこと?
では、今あなたが目指す「英語が話せる」とはどういうイメージでしょう?
例えば半年後をイメージしたとき
- 英語でビジネスができるぐらい
- 海外で普通に生活して困らないぐらい
- カフェでネイティブの人と雑談ができるぐらい
などなど、人それぞれ目指すものは違うはず。
もしかしたらもっと漠然と「英語が話せるようになりたい」のかもしれません。
目指す姿を具体的にイメージ
ただここで大切なのは、いつ頃までに、どれくらい話せるようになるのか?をできるだけ具体的にイメージしておくことだと思います。
先ほどわたしは自分で偉そうにも「英語が話せる」と言いました。
でもごめんなさい‥
実はそんなにうまく話せるわけではありません。
「下手なりに、気軽に英語で雑談を楽しめる」というレベルです。
会社のネイティブ(アメリカ、シンガポール)の人をカフェに誘っては、趣味やお互いの国のこと、好きな音楽や職場のことなど、本当に何気ない雑談が楽しめるようになったという程度。
文法も間違いだらけ、わからない単語や発音で聞き返すことも多々あります。
英語ペラペラの日本人からすると「英語が話せるなんて言うな!」と怒られるかもしれません。
まずは0から1へ
ただ、6カ月前の自分がもしそのカフェの近くの席にいて、今の自分を見たら「この人、英語が話せるんだなぁ」ときっと思ったはず。
そう考えると「英語が話せる」と言ってもいいかな、と思っています。
もしあなたが「まずはそのぐらいでもいいから英語が話せるようになりたい」と思われるのなら半年もあればじゅうぶん可能です。
そしてまずそこを目指すなら、英語日記+オンライン英会話はとても効果的な手段だと思います。
最近わたしは英会話レベルチェックをしてもらったら15段階中のレベル7でした。
「中の下」ですね笑。
でも、英語が話せるかどうかは、0から1に変わるかどうか。
まずはそこを目指そうという方でしたら、この後の内容はきっとお役に立てると思います。
英語日記が効果的な3つの理由
では英語で日記を書くのが、英会話上達に効果的な理由をご紹介します。
- 自分が使うであろう英語フレーズが身につく
- 自分だけの英語教材(カンペ集)ができる
- 英語が日常に入り込む
1.自分が使うであろう英語フレーズが身につく
英語で日記を書くというのは、日常の自分の言葉を英語に置き換える作業です。
つまり自分が誰かと会話するときにそのまま使う可能性が高い言葉を、英語フレーズとしてストックしていくこと。
英会話をする上で身につけたいフレーズを最も無駄なく覚えられるわけです。
例えば、英会話の例文が書かれた市販の本を丸ごと1冊分すべて暗記したとしても、そのまま使えるフレーズはほんの一部。
英語を話すときには必ず自分の話す内容に置き換える必要があります。
どうせフレーズを覚えるなら使うものから覚えた方が、英語で話せるようになるための近道になります。
2.自分だけの英語教材(カンペ集)ができる
毎日少しずつでも英語日記を書いていけば、会話でそのまま使える英語フレーズがどんどんストックされていき、自分だけの英語教材になります。
日記に1回書いただけでは英語フレーズをなかなか覚えられなくても、あとから見返して覚えていけばいいのです。
その際、できるだけ声に出して読み上げることで記憶にも残りやすくスピーキングの練習にもなります。
あとオンライン英会話で、いざ英語を話すときに事前に日記をチェックしておけば予習としても役立ちますし、会話中にカンペとしてみることもできます。
ちなみに英語日記をパソコンやスマホのメモ帳などに書いていくと、あとで調べたい言葉をキーワード検索で探せるので便利です。
3.英語が日常に入り込む
英語日記を毎日書くと、英語が自分の日常に少しずつ入り込んできます。
普通に生活していると英語を考えることはほとんどないのですが、1日たった10分だけでも英語にふれていると英語との繋がりは消えず、少しずつ英語を取り入れる習慣が身についていきます。
知らない英単語が目に入るとネットで調べたり、逆に「この言葉は英語でなんて言うのかな?」と調べるようになったり、日本語字幕で映画を観ても英語の音声に意識が向くようになったり。日常的に英語のことを考えるようになってくるのです。
英語日記で「話せるようになる」ためのコツ・勉強法
英語日記を使った勉強法はいろいろあると思いますが、わたしがこれまでいろいろ試してみて効率よく英会話に役立つ方法やコツをご紹介します。
あくまでも英語が全く話せない人が気軽に英語で雑談できるぐらいになるためにおすすめのポイントです。
英語日記は「日本語→英訳→音読」がおすすめ
英語があまり得意でない人におすすめの英語日記のやり方・手順は以下の通り。
【ステップ1】日本語で日記を書く
【ステップ2】英語に翻訳(アプリを使ってもOK)
【ステップ3】声に出して読み上げる
【ステップ1】日本語で日記を書く
まずは日本語で日記を書きます。
なぜなら最初から英語で書こうとすると、その時点の英語力で書ける範囲の表現しかできないから。
特にはじめの頃は短い1文で充分ですので、できるだけ自分が普段使う言葉で書きましょう。
【ステップ2】英語に翻訳(アプリを使ってもOK)
日本語で書いた文章を英語に翻訳します。
一旦は自分の力で英訳を試みて、分からなければあまり悩まず翻訳アプリを使ってもOKです。
最初のうちは、自力で英語を絞り出すことよりも、翻訳したフレーズを覚えていくことに重きをおくのがおすすめです。
翻訳アプリ(ブラウザ版でもOK)は無料のDeepL(ディープエル)というものがおすすめ。かなり自然な言葉に翻訳してくれいます。
【ステップ3】声に出して読み上げる
英語の文章ができあがったら声に出して読み上げましょう。
最初はうまく言えなくても何度が繰り返すとスラスラ言えるようになりますし、頭で覚えるというより、口がぼ得るようになります。
常に「話す言葉」を意識して書く
常に「話す言葉」を意識して書くこと。
英語日記の目的が「英語が話せるようになること」なら、これが一番大切だと思います。
できるだけ具体的に誰かと話すことをイメージ(妄想)して、自分が言いそうなこと、言いたいことを書くのです。
【例】「今日あった出来事」を書く場合
例えば、今日の出来事を書く場合、
今日は7時に起きた。朝食にパンを食べ会社に行った。
仕事から帰ってYouTubeを見ながら夕食を食べた。
I woke up at 7:00 today. I ate bread for breakfast and went to work.
After coming home from work, I had dinner while watching YouTube.
こんな日記になるかもしれません。
これはこれでいいのですが毎日書くとマンネリ化しそうですし、会話ではあまり使うケースも少ないかもしれません。
では外国人から「今日は何してたの?」と聞かれたと思って書いてみるとどうでしょう?
今日はいつものように出勤したよ。
何でもない1日だったけど、夕食を食べながら観たYouTubeがおもしろかったんだ。
釣り好きだからよく釣りに関するYouTbeを観てるよ。
I went to work today as usual.
It was an ordinary day, but I found something interesting on YouTube that I watched while having dinner.
I like fishing, so I often watch YouTubes about fishing.
これならいつか実際に英語で外国人と話すときにそのまま使えそうですよね。
人に話すときは一日の出来事をそのまま伝えるよりも、なにか1つトピックをしぼって伝えたほうが自然な会話になると思うので英語日記でも「人と話すこと」を意識すると、使える英語フレーズがたまっていきます。
日記のスタイルはどんどん変えていい
「日記」というと、なんとなく「毎日同じようなスタイルで書き続けるもの」というイメージがあると思います。
でも英語が話せるようになるために書くなら、文章のスタイルもいろいろ試したり、その時の気分で変えていけばいいと思います。
わたしも最初は「今日は〇〇をして、〇〇だった」的ないわゆる日記らしい日記を書いていましたが、途中から会話形式(相手と自分の掛け合い)に変更したり、時には洋楽の歌詞を和訳したものを書いたり。
あまり「日記」という言葉にとらわれず、いろいろと試していけば飽きずに、いろんな気づきも得られます。
手抜きしてもいいからやめない
英語日記も最初はじめてしばらくは続けられますが、そのうち気分が乗らない日も出てくると思います。
そういう気分が乗らないときは、ほんとに一行だけでもいいですし、なんなら日本語で一行書いてそのままgoogle翻訳で英訳してもいいので「英語日記をやめない」ようにすることをぜひおすすめします。
「日本語で書いてgoogle翻訳するのはさすがに意味ないでしょ?」と思われるかもしれませんが、そのフレーズをあとで覚えたり、スピーキングの練習に使えばじゅうぶん意味はあるので、それぐらいの意識でとにかく「続ける」ことを意識するとまた楽しくなってきます。
英語日記と一緒にやると効果的なもの
英会話力は身につけるために英語日記をはじめたら、あわせて取り入れたい2つをご紹介します。
オンライン英会話
まずはオンライン英会話です。
オンライン英会話は月額数千円で、すきま時間に気軽に外国人と会話ができるので本当に便利です。
英語日記で会話フレーズを書いたら、実際に外国人と会話してみるのが一番。
最初のうちは英語日記を1週間書いたら1回オンライン英会話で試すぐらいのペースがちょうどいいかと思います。
オンライン英会話で話したいフレーズを英語日記に書きためていくと、話せるフレーズがどんどん増えるのでかなり楽しいです。
あと英語日記で間違えた表現を覚えても、講師に指摘してもらえば添削にもなるので便利です。
オンライン英会話も無料体験でお試しできるところは多いので、まずはどんなものか?いくつか試してみるといいでしょう。
なお、「英語日記BOY」の新井リオさんがずっと使っておられたオンライン英会話はDMM英会話です。
DMM英会話は、欧米のネイティブや日本人講師も自由に選べて月額5,450円(月8回)、毎日レッスンでも月額7,900円というリーズナブルなオンライン英会話です。
無料体験も2回できますので試してみてください。
オーディオブックで聞き流し英語
英語日記はじめると話すための英語フレーズはどんどん覚えていくので、一緒にオーディオブックでリスニングも慣れておくのもおすすめです。
オーディオブックとは、市販の本をプロのナレーターが朗読したもの。
オーディオブックには、海外の小説や絵本、日本の英語学習本や、リスニング用の聞き流し英語などいろいろ種類があるので自分に合ったものが選べます。
歩きながら、家事をしながら、ランチをしながらなど、耳だけで学習できるので追加の時間を奪われることもありません。
またAmazonのオーディオブック(Audible)は初めての人限定で30日間無料体験が使えて12万冊以上の本が効き放題できますので一度試してみてください。
英語日記は「英語が話せるようになる」ための近道
「中学英語だけでだいたい日常会話は話せる」とよく聞きますね。
にもかかわらず、中学・高校・大学まで英語を勉強しても多くの人は英語が話せないのはなぜでしょう?
これは自分が話す言葉を準備できていないから。
つまり学生時代に覚えた英語を自分が使う言葉に置き換え、英会話の時に言えるようにしておけば話せるわけです。
このことを頭に入れて英語日記を書いていくと、自分が会話で使える言葉から順に覚えていけるのでまずはそこを意識してみてください。
とにかく3~6カ月先に「英語で雑談ができるようになった」と言えるぐらいを目指してみてください。
それだけでもかなり英会話は楽しいものです。
一緒に頑張っていきましょう。
英語日記に関する記事
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英語日記の本を紹介
英語日記の書き方