こんにちは。コトノバです。
英語で日記を書くとき「最初から自力で英語を書くべきか?」「日本語で書いて、翻訳アプリで英訳してもいいのか?」と迷いませんか?
なんとなく翻訳アプリを使うのは邪道というか…
楽をしすぎな気もしますが、実はそんなことはありません。
むしろ英語初心者なら「日本語で書く」→「翻訳アプリで翻訳」の方が
- ・英語のボキャブラリーが増え
- ・挫折しないで
- ・英語脳が鍛えられる
という理由でかなりおすすめです。
もちろん、すでに単語やフレーズは頭に入っているのであとはアウトプット力を鍛えるだけという人は、最初から自力で英文にした方がいいでしょうが、初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
※この記事は約4分で読めます
英語日記は日本語で書いて翻訳アプリで英訳する方がいい3つの理由【初心者向け】
わたしが英語日記を書きはじめたときはやっぱり、最初から自力で英語を書こうとしました。
でもこれが続かないのです。
最初の数日は意気込んだものの1週間もしないうちに、書くのが面倒になってしまい一旦はお休み…
その後、日本語→翻訳という流れで英語日記を書くようになってから継続できるようになり、英会話に役立つ英語のフレーズがだいぶ頭にストックされてきました。
というわけで、比較的にラクに続けられて英語力が身につく3つの理由をご紹介しますね。
1.英語のボキャブラリーが増えるから
”まず日本語で日記を書いてから翻訳アプリで英訳する”
このスタイルで英語日記を書くのがおすすめな理由の1つ目は英語のボキャブラリーが増えるということです。
最初から自力で英語の日記を書こうとすると、当然ですが自分が知っている英単語や表現の範囲で日記を書くことになりますよね。
英語日記を書き始めて数日間はそれでもいいのかもしれませんが、1~2週間もすると日記で使う英語表現は似たようなものばかりになってくるはず。
これだと英語日記を続けること自体も飽きてしまいますし、何よりボキャブラリーが増えません。
一方で、まず日本語で日記を書いてからそれを英訳すれば、自分が日常的に使う言葉を英語に変換することになるので、知らなかった英語表現をストックしていくことができます。
英語で日記を書く意味として、「英語でのアウトプットに慣れる」というのもありますが、まだボキャブラリーが少ないうちは「まず使える言葉を増やしていくインプット」が必要な人も多いはず。
ですので英語初心者は特に、日本語で日記を書いてから翻訳するやり方がおすすめなのです。
2.英語日記が続けやすいから
もう一つの理由は、英語日記を続けやすいからです。
英語日記に限らず「英語学習は継続が最も重要」なのは言うまでもありませんが、一方ほとんどの人がこの継続ができずに英語を諦めてしまうのも事実。
英語力を身につけるために続けやすいやり方を選ぶのもかなり大切ですね。
一から英語で考えて自力で書くことにエネルギーを使い1週間後に疲れ果てるよりも、毎日の日記を書くハードルを下げて、英語に触れる日を積み上げていった方が長い目で見ると効果は大きいと思います。
英語日記を継続するコツはこちら↓の記事で紹介しています。
3.翻訳アプリで英語脳が鍛えられるから
”日本語で日記を書く→翻訳アプリで英訳する”
これだと確かにハードルは低いけど…
それって意味あるの?
日本語の日記を書いてるだけじゃない?
と思いますよね。
でも実はこれ、かなり意味があります。
もちろん、日記を書いた後そのフレーズを覚えていく努力はやっていくとして、もう一つこのやり方には英語力アップに効果的な要素があります。
それは翻訳アプリを使うと英語脳が鍛えられるということです。
意外に思うかもですが。英語初心者の方ならなかなか役に立つ話だと思うのでもう少しお付き合いください。
英語脳とは?
ここで先に少しだけ英語脳に触れておきます。
簡単に言うと英語脳とは、英語を母国語とするネイティブと同じような思考回路で英語を書いたり話したりする頭の使い方です。
なんで翻訳アプリで英訳すると英語脳が鍛えられるの?
ネイティブと同じような思考回路というならなおさら「日本語→翻訳」ではなく、最初から英語で日記を書かないとダメじゃないの?と思うかもしれません。
でも、英語初心者が最初からそれば難しいですよね。
まずは無理やり英語で考えるのではなく、日本語のネイティブとして最も自然な言葉で日記を書きます。(英語のネイティブが英語で文章を考えるのと同じこと)
そして次に翻訳アプリで英訳します。
この時、ただ日本語の文章を翻訳アプリに張り付けるだけだと一発で思うような英文にならないことも多いと思います。
なぜなら日本語の文章だと曖昧(あいまい)な表現でいいものが、英語にすると間違いになることがよくあるからです。
日本語でよくあるのが
- 主語がない
- 単数・複数が曖昧
- 時制(過去・現在・未来)が曖昧
などなど
具体的な例文で見て見ましょう。
例えば以下のような文章を書くとしますね。
山田に資料作成を頼んだら断られた。
この文章をそのまま翻訳アプリで英訳すると
I asked Yamada to prepare a document and she refused.
となりました。
でももし山田が男性なら日本語でも「彼に」と、また資料作成が複数あるなら「いくつかの」と書かないと一発で自分が意図する英文にはなりません。
この場合、一発で翻訳するなら以下のように日本語を書くことになります。
山田にいくつかの資料作成を頼んだら彼に断られた。
I asked Yamada to prepare some documents and he refused.
もう一つ例文を。
私は日記を書いています。
この文章も翻訳アプリでは
I am writing a diary.
となりました。
これはbe +〜ingで現在進行形。
つまり今まさに「日記を書いている」という意味ですが、
日常的な習慣として「日記を書いている」ことを言いたいなら
I write a diary.
と現在形にする必要があります。
一発で翻訳しようと思うなら最初から日本語で
私は毎日日記を書いています。
と書けば
I write a diary everyday.
と翻訳されるので、本来言いたい意味の英文が作れます。
あと、日本語で日記を書くとついダラダラと長い文章になりがちですが、英訳するとややこしい文章になるので最初から短く文章を区切る習慣も身に付きますね。
こうして一発で自分が意図する英文に翻訳することを意識すると、日本語で何気ない文章を書くときも主語や数、時制や文章の区切り方などを考える習慣が付きます。
これってまさに最初に身につけたい英語脳じゃないですか?
はじめのうちは少し面倒かもしれませんが、慣れると自然に当たり前になってきますのでぜひ試してみてください。
日本語から翻訳した文章がおかしくないか?チェックする方法
ちなみに翻訳アプリで「日本語→英語」に変換した英文が正しいか?を簡単にチェックする方法もご紹介しておきますね。
「日本語→英語」で翻訳したあと、アプリの「⇄」を押して「英語→日本語」に切り替えてみてください。
もしそこで出てきた日本語の文章が、最初に書いた日記の意図と違うなら、英訳した文章が間違っている可能性が高いので見直してみましょう。
英語日記は日本語で書いてから翻訳するのがおすすめ
英語日記を書くとき
- 最初から自力で英文を書くのか?
- 日本語で書いてから英訳するのか?
という選択肢の選び方は結局、今の自分がどのフェーズにいるのかだと思います。
- 自分の持つボキャブラリーをさっと英文にする(アウトプットのフェーズ)
- 英語のボキャブラリーが足りないので増やす(インプットのフェーズ)
日常会話に必要な英語力を目指すなら中学英語レベルの語彙力があれば十分というのもよく聞きますが、意外と忘れている慣用句やフレーズがある場合も多いので、そういう人はあまり気負わずに「2」から始めてみるのがおすすめです。
あと英語日記の書くときに会話形式で書くというのもおすすめですのでこちらも良かったら試してみてください。
英語日記でストックした文章がそのまま英会話に役立ちますよ。
ここまで読んでいただきありがとうございます。