Cotonova English

英語日記で英会話を身につける勉強法

たった4時間でどんな相手とでも英語が話せる6つのルール【言い換え力】

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英会話をする男女

こんにちは。コトノバです。

 

「たった4時間でどんな相手とでも英語が話せる6つのルール」

 

これは本のタイトルですが、ちょっとあやしいですよね。

 

わたしも最初は「タイトルに釣られて読んだらガッカリ」というパターンを想像したのですが…

 

ただこの「4時間で話せる」という強気のタイトルにも関わらずAmazonの口コミ評価を見ると星5つの人が36%。

4つ星(16%)も合わせると半分以上の人が高評価を付けているので、気になって読みました。

 

結論、「英会話が苦手」と思っている人は早めに読んだ方が良いです。

 

理由は2つ

  1. 本当に「楽に英語が話せるようになる」可能性があるから
  2. 今なら無料で読む方法があるから

です。

 

この本を読んだ感想は「もっと早く知りたかった」。

この一言に尽きます。

 

英語が「話せない」→「話せる」の架け橋になる内容だと思いますので、「日本語をうまく英語に変換できない」と悩んでいる人はぜひどうぞ。

 

 

たった4時間でどんな相手とでも英語が話せる6つのルール【要約・レビュー】

たった4時間でどんな相手とでも英語が話せるAudible画像

単行本: 1,540円

電子書籍(Kindle): 1,386円

オーディオブック: 0円(無料体験対象)

著者:奥村英里

英語コーチングを行うフェリシオンジャパン(株)代表。

英語講師、通訳者の経験を通じ「大人のための5歳児英語」というメソッドを開発。これまで2万5,000人以上に英会話を教えている。

 

「英語が話せるようになりたい」

そう思って今からどんなに単語や文法を覚えても英語が話せるようにはなりません。

 

なぜなら難しい単語や文法を覚えて大学に入っても、ほとんどの人は英語を話せないから。

 

でも、

すでに知っている単語や文法だけでも、使い方のコツをつかめばすぐにでも英語は話せるようになる。

 

そして、

知ってる単語や文法だけで英語が話せるようになる方法が「言いかえ力」を身につけること

だと著者は言います。

 

「言いかえ」のための6つのルール

ルール1:そもそも何が言いたいのか?

ルール2:文章はとにかく短く、短く、短く!

ルール3:大胆に省略する

ルール4:あいまいな表現はとにかく具体的にする

ルール5:熟語はひらがなに言いかえる

ルール6:正解は1つではない

これら「言いかえ」のための6つのルールとともに

  • 「言いかえ力」に必要な思考法
  • 「言いかえ」のやり方やテクニック
  • 「言いかえ」の具体例
  • リスニングの身につけ方
  • 中学英語で会話を盛り上げるやり方

などなど、

すでに知っている簡単な単語や文法だけで英会話できる方法が丁寧に書かれています。

 

でも「たった4時間で英語が話せる」ってどういうこと?

「たった4時間」というのはこの本を1冊読み終える時間のこと(オーディオブックの再生時間3時間38分)。

つまり読むだけで話せるようになる、という…

 

益々あやしいですね。

 

さすがにこの本を読んだだけで、その後すぐに英語が話せる人は少ないと思いますが、

でもこれ、あながち嘘ではないです。

 

4時間後は無理でも、1ヶ月後なら充分あり得ます。

 

わたしの周りの、そこそこ英語が話せる人たちも、口をそろえて言うのが「あるタイミングで急にスルスルっと英語が口から出るようになった」ということ。

 

その時「日本語から英語への変換方法が変わった」のがきっかけだということです。

 

この本は、その「変換方法」をわかりやすく言語化してくれています。

 

自転車に乗れた時の感覚

自転車の練習をする女の子

例えば…

初めて自転車に乗れた日のことを思い出してみてください。

 

それまで「もう、一生無理かも。。」と思っていたのに、スッと乗れた後は何が難しかったのかわからないぐらいスイスイ乗れたと思います。

 

その1分前と、乗れた瞬間の自分は何も変わっていないはずなのに

 

後ろでお父さんが手を離すタイミングと、ペダルを踏み込むタイミングがピタッと合ったその瞬間、それを「きっかけ」に嘘みたいに乗れるようになりましたよね。

 

この本は、英会話において「そのきっかけ」を与えてくれる。

そんな役割の本です。

 

英会話に必要な英語力は、すでにある

「自転車は乗れるまで何度も練習したけど、英語はまだまだ知識が足りない

 

そう思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

 

中学・高校を卒業できたなら充分、英会話ができる状態です。

 

日常英会話で使われる単語の8割は1,000個の単語で成り立っていると言われます。

 

1,000個というと多そうに思うかもですが、

This is a pen.

How are you?

 I'm fine thank you.

この3行だけでも単語11個のカウントです。

 

中学・高校で習う単語数は3,000〜4,000個なので、6〜7割忘れたとしても1,000個は覚えているというレベルの話。

 

これならいけそうな気はしませんか?

 

あとは、すでに知っている単語を使って、できるだけ簡単な文法や言い回しで話すだけ。

そのコツが、この本に書かれています。

 

英会話に必要なのは「言いかえ力」

言い換えるイメージ

英語が話せるようになるには「言いかえ力」だと著者は断言します。

 

つまり日本語をどういう英語に変換して話すか?です。

 

日本人の英語は、つい難しい言い回しになりがち。

でも英語はもっと簡単でいい。

というかむしろ日常会話では、大学の試験に出るような難しい単語はかえって相手に堅苦しい印象を与えるので、自分が知ってる単語と簡単な文法で話す方が自然なのです。

 

常に「そもそも何を言いたいのか?」を考える

ここで大切なのは「そもそも何を言いたいのか?」を考えるということ。

 

日本人は大人になるほど、難しい表現で話すようになりますね。

子どもでもわかる簡単な言葉で話すと、少し幼稚なイメージさえ持っています。

 

でも、英語の日常会話においては「本当に言いたいこと」を改めて考えると、意外と簡単なことを伝えようとしていることに気付きます。

 

「言いかえ」の例

 

【例1】

例えば以下のフレーズ

せっかくご招待いただいたのに残念です。

パッとこの文章を見ると、まず「せっかく」「残念」がひっかかりそうですが、結局言いたいことは

紹介してくれてありがとう。

Thank you for your invitation.

でも行けないの。

But I can't go.

本当は行きたいんだけど。

I really want to go..

です。

 

【例2】

彼ってウザいけど、なんか憎めない

英語で「ウザい」って?

となりますが、そもそも英語には「ウザい」と同じ意味の単語はありません。

でもこういう抽象的な日本語も、もう少し噛み砕くと簡単な言葉にできます。

 

例えば

彼は人の話を聞かない

He doesn't listen to me.

でも面白いから嫌いじゃない

but he is funny,  so l like him.

「ウザい」と思う理由も、「自分の話を聞いてくれないからウザい」「よく嘘をつくからウザい」とか人によっていろいろ。

 

また「憎めない」の意味も「好き」なのか、「嫌いではないレベル」なのかで伝える言葉は変わってきます。

 

こうやって抽象的な言葉は、より具体的に噛み砕くと簡単な英語だけで充分表せるのです。

 

【例3】

あと、文法も「言いかえ」で簡単にできます。

 

例えば

この本は多くの人に読まれている

このまま英語にすると

This book has been read by many people.

などですが

 

「そもそもどういうことか?」と考えると

多くの人がこの本を読んでいる

Many people read this book.

で、充分言い表せられます。

 

英語では、受動態を使うと堅苦しい印象を与えることもあるので、会話ではむしろ後者の方が良かったりもします。

 

こうして考えると、さっきまで言えなかった言葉も、言えるようになりますね。

 

リスニング力は「聴く」を蓄積する

オーディオブックを聴く女性

もちろん会話は、「話す」だけでなく「聴く」ことも必要ですね。

 

この本にはリスニング力の身につけ方も紹介されています。

 

「聴く」というと「海外ドラマや映画の会話が聞き取れるようになるまでは無理」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 

人と人の会話は、「伝える意思」があれば相手も「理解しよう」としてくれます。

 

こちらが伝える意思を見せれば、相手は自分のレベルに合わせて、ゆっくり簡単な英語で伝えてようとしてくれるので、会話のリスニングも実はそれほどハードルは高くありません。

 

あまり難しく考えず、通勤や通学中に、BGMの感覚で、日頃から英語を聴く習慣をつけておきましょう

 

その際、集中して聴かなくていいので、とにかく繰り返し聴くことが大切。

 

注意点は、内容や使われている英単語が難しい英語教材は避けること

目で読んでも意味がわからない英語は、いくら聴いても聴こえるようにはなりません

 

これは例えば「中国語を知らない人が、何度も中国語を聴いているうちにわかるようになる」と言っているようなもの。

 

読んだら意味がわかるぐらいの教材を使って、繰り返し聴くことで聴き取る力はついていきます。

 

無料でこの本を読む方法

最後に、この本を無料で読む方法をご紹介しておきます。

 

「たった4時間でどんな相手とでも英語が話せる6つのルール」は単行本やKindle(電子書籍)だと1,500円前後ですが、

AmazonのオーディオブックAudibleで無料体験(聴き放題)の対象になっています。

 

この本は、簡単な英語フレーズもたくさん紹介されているので、オーディオブックで聴けばリスニングの練習にもなります

 

無料体験期間は30日間あるので、その間だけでも繰り返し聴けば、かなり耳は英語に慣れると思います。

Amazonオーディオブック公式サイトを見る

たった4時間でどんな相手とでも英語が話せるAudible画像

単行本: 1,540円

電子書籍(Kindle): 1,386円

オーディオブック: 0円(無料体験対象)

 

まとめ

子どもが遊ぶイメージ

 

「英会話は難しい」

 

これは難しい英語を使おうとするから。

 

知ってる単語を使って話す方法を身につけたら、英会話はもっと簡単になります。

 

4時間後、とは言わなくても1ヶ月後、英語が話せるようになることは決して無理ではありません。

 

まずはその思考法ややり方を頭の中にインストールしてみてください。