- ・オンライン英会話を試してみたいけど緊張する…
- ・やる前に何か準備しておくことはあるのかなぁ?
そんな悩みお持ちの方向けに、オンライン英会話を体験する前に「これだけ準備すれば安心」と思えることをご紹介します。
独学で英会話を勉強するのにオンライン英会話が効果的なのはわかるものの、初心者にとってはちょっとハードルが高いですよね。
でも実は、最初の1回目さえ超えてしまえば「なんでもっと早く始めなかったんだろう?」と思ってしまうほど、意外と楽しかったりもします。
そして1回目の壁をクリアするのも、簡単な準備さえやっておけばスムーズにいくと思います。
この記事ではコピペしてすぐ使える自己紹介や英語の相槌(あいづち)フレーズなども載せていますのでぜひ参考にしてみてください。
- オンライン英会話を初めて体験する前に知っておきたいこと
- 【初心者もこれで安心】はじめてオンライン英会話を体験する前に、準備しておきたいこと7つ
- まとめ【はじめてのオンライン英会話も、これだけ準備すれば意外と楽しい】
オンライン英会話を初めて体験する前に知っておきたいこと
「何を準備すればいいのか?」の前にまず、オンライン英会話にはどういうタイプのクラスがあるのか?講師のラインナップはどうなっているのか?など大まかなタイプを先にご紹介しておきます。
オンライン英会話レッスンのタイプは大きく分けて2つ
- カリキュラムに沿って授業を受けるタイプ
- フリートークで会話するタイプ
オンライン英会話の授業のスタイルは大きく分けてこの2つ。
多くの会社でどちらかのスタイルを複数のクラスやプランから選べるようになっています。
1.カリキュラムに沿って授業を受けるタイプ
まずはカリキュラムに沿って授業を受けるタイプのもの。
事前に用意されたテキストをもとに講師が英語のフレーズを読み上げたり、それをリピートしたり、そのフレーズを少し応用して質問・回答を繰り返すような授業です。
超初心者向けのものから、中級・上級者向けのものまで用意されているところが多いです。
最初からフリートークが不安な人は、こちらを選ぶとかなり気が楽だと思います。
2.フリートークで会話するタイプ
もう一つはフリートークのスタイル。つまり講師と英語で雑談するという感じです。
カリキュラムに沿って授業を受けるタイプに比べると少しハードルが高いかもしれませんが、英会話に慣れるのに最適だと思います。
まったくの初心者でも当然、講師たちはその対応に慣れているので最初からフリートークでも問題ないです。
英語が全く聴きとれなかったり、うまく話せない時はチャットを使って文字でやりとりもできたりするので意外と気軽にはじめられます。
ただ、フリートークタイプのレッスンだけだと、慣れてくるとマンネリ化することもあるので、その時の状況や気分に合わせてカリキュラムタイプと使い分けていくのもいいでしょう。
オンライン英会話の講師のタイプは3つ
もう一つ知っておきたいこととして、講師のタイプです。
- 日本語でも対応できる講師
- ネイティブの外国人講師
- ネイティブじゃない外国人講師
会社によって傾向が異なるので選ぶ際に確認しておきましょう。
1.日本語でも対応できる
とにかく日本語対応できる講師がいいという人はもちろん。慣れれば英語だけでもいいけど、はじめてオンライン英会話を体験する時いきなり英語しか全く通じない講師だとさすがに不安という人も多いですよね。
ただ日本語講師でのレッスンは値段が少し高めに設定されていることが多いのも事実。
ですので最初のうちは日本語対応できる講師を選んで途中から英語だけ対応の講師に切り替えていくのがおすすめです。
もし日本語対応はほんとに最初だけでいいなら、無料体験の期間だけ日本語対応のレッスンを試して、あとは外国人だけのレッスンにするというのがコスパも良いと思います。
2.ネイティブの外国人講師
ネイティブ、つまり母国語が英語の講師にこだわる人はネイティブのレッスンが受けられるオンライン英会話を選ぶ必要があります。非ネイティブに比べると相場としては少し料金が割高です。
最近は世の中的にもそれほど「ネイティブから学ぶかどうか」はあまり重視されない傾向だと思いますがもし気になる人は事前に確認しておいてください。
オンライン英会話のスクールによっては、非ネイティブしか選べないところもあるので事前に確認しておくのが安心です。
3.ネイティブじゃない外国人講師
オンライン英会話は全体的にこのネイティブじゃない(非ネイティブの)講師が圧倒的に多く、各社で低価格が実現しているのもそれが大きな理由です。
もしかすると英語の上級者なら講師の発音やスキルが少し気になったりすることもあるかもしれませんが、特に初心者ならネイティブにこだわるよりも低価格で何度でも利用できるレッスンを選び、その中で話しやすい講師、教えるのがうまいと思える講師を選ぶのがおすすめです。
【初心者もこれで安心】はじめてオンライン英会話を体験する前に、準備しておきたいこと7つ
はじめてオンライン英会話を体験する前に「これだけやっておけば安心」な7つをご紹介します。コピペすればOKな例文も紹介していますのでチェックしてみてください。
- 自己紹介のカンペを準備しておく
- 自己紹介の内容をもう少し深堀りしておく
- メモは手書きよりもテキストで保存
- 英会話中の「つなぎ言葉」をいくつか用意しておいく
- 英語の相槌(あいづち)を用意しておく
- 講師の言葉が聴きとれない時の「質問の仕方」を準備しておく
- 翻訳アプリを開いておく
1.自己紹介の英語カンペを準備しておく
多くのオンライン英会話はレッスンの最初にお互いの自己紹介から始まります。
一番緊張するのはここだと思いますが、逆にここさえ押さえておけば後はかなり楽になると思うので準備しておきましょう。
普通に日本語で自己紹介を求められてもなかなか簡潔に答えられないもので、英語ならなおさらです。以下の例文をもとに、事前に整理して英語で書き出してカンペを作っておくとかなり安心です。
名前、住んでるところ、職業や趣味、締めの言葉など英語にしてメモっておくのがおすすめです。
【初心者向け】自己紹介の例文
オンライン英会話の自己紹介で使える例文をご紹介します。
赤色の部分を自分の内容に差し替えればそのまま使えると思いますので参考にしてください。
1つ作っておけば、毎回オンライン英会話のたびに使いまわしできると思います。
【名前】
わたしはケンタロウです。ケンと呼んでください。
I'm Kentaro. Please call me Ken.
「My name is 〇〇.」でもOkですが少し固いいい方なので「I’m 〇〇.」がおすすめ。
「〇〇と呼んで」の部分は「You can call me 〇〇」などでもOK。
【住んでいるところ】
日本の岡山に住んでいます。
I live in Okayama, Japan.
【職業】
そして食品会社で営業の仕事をしています。
And I'm in charge of sales at a food company.
※be in charge of~ 〇〇を担当している
大学生ならこんな感じです。
わたしは日本の大学で経済学を専攻しています。
I am majoring in economics at university in Japan.
【趣味】
趣味は映画と音楽鑑賞。
In my free time, I enjoy watching movies and listening to music.
実は学校で習ったhobby(趣味)はこういう会話ではあまり使われず映画鑑賞などの気軽な趣味はfree time やspare timeが一般的です。
【英語を勉強する理由】
英語の勉強をしようと思ったのは、いろんな国の人とコミュニケーションが取れるようになりたいから。
The reason why I study English is because I want to be able to communicate with people from deffetent countries.
とか
英語学習の目標は会話力をアップさせることです。
My goal in learning English is to implove my conversation skills.
「英語を勉強する理由」は無理に自己紹介で言わなくてもいいですが、オンライン英会話では講師によく質問される内容なので、メモだけでも準備しておくと安心です。
【今の気持ち】
でも今回はじめてのオンラインレッスンでちょっと緊張気味です。
Bur this is my first online lesson, and I'm a little nervous.
状況や気持ちを一言伝えておくと講師も配慮してくれると思います。
【締め】
以上です。私の自己紹介を聞いてくれてありがとう。
That's all.
Thank you for listening to my introduction.
「これで終わったよ」という合図になります。
「That's all.」や「Thank you」だけでももちろん大丈夫です。
事前にこれぐらい書き出しておけば自己紹介の準備はバッチリです。
あとは、何度か声に出して練習し慣れておきましょう。
書き出してみると簡単に思っても、声に出してみるとうまく話せないこともあるので初心者なら特に事前の声出しは必要です。
2.自己紹介の内容をもう少し深堀りしておく
オンライン英会話では、自己紹介で話した内容をもとに講師が質問してくることが多いので聞かれそうなことを少し深堀してメモしておくと慌てずにすみます。
逆に言うと、自己紹介で話す内容を「質問されてもOKなこと」に絞っておくと、その後の会話もうまくいきやすいと思います。(自己紹介で何でもかんでも盛り込むと、質問されて困ることもあるので)
【自分の名前のスペルの発音を調べておく】
日本語の名前は外国人講師にとっては発音がわかりにくいことが良くあります。
その場合
どういうスペルなの?
How do you spell?
と聞かれることがあるので自分の名前のスペルだけは発音を確認しておくのがおすすめです。例えば「Ken」なら「N」の発音が「エヌ」というよりも「エン」のような発音だったりします。
【趣味の内容を少し深掘りしておく】
フリートークの場合は特に、趣味についてはほぼ間違いなく自己紹介のときに伝えた内容をもとに質問されると思っておいてもいいでしょう。
例えば自己紹介で「趣味は映画」という場合なら、その映画のジャンル、一番お気に入りの映画やその映画のどういうところが好きか?などは事前に書き出しておけば、質問されても慌てずに済みます。
【講師】どんな映画をよく観ますか?
What type of movies do you watch often?
【生徒】わたしはドラマ系やコメディ系が好きです。
I like dramas and comedies.
【講師】お気に入りの映画は?
What's your favorite movie?
【生徒】「Begin Again(はじまりのうた)」という映画だけど知ってますか?
It's called"Begin Again", You know?
洋画や洋楽は、英語のタイトルと日本語のタイトルが異なることが多いです。
例えば邦題「オデッセイ」は英語だと「The Martian」、「ランボー」は「First Blood」など、邦題でカタカタのタイトルでも実際の英語タイトルは異なる場合もあるので事前に調べておくとスムーズです。
【講師】知らないなあ。その映画のどういうところが好きなの?
I don't know. What do you like about that movie?
【生徒】主人公の女性が悔しい体験を乗り越え、ミュージシャンとして成功していくストーリーが爽快で好きです。
I like the exhilarating story of the main character, a woman who overcomes her frustrating experiences to become a successful musician.
ちなみに、文章が長くて英訳が難しい場合、翻訳アプリにそのままコピーして翻訳すればだいたいはOKです。
言い回しなどが多少間違っていても、それこそ講師が教えてくれるので細かいことはあまり気にせずいきましょう。
3.メモは手書きよりもテキストで保存
自己紹介などのメモはノートに手書きするより、オンライン英会話で使うスマホやパソコンに保存しておきましょう。
なぜならオンライン英会話中にうまく発音が通じない場合、講師にチャットなどのテキストで送ることもできるから。
あと、キーボードで英語を打つ練習にもなります。
4.英会話中のつなぎ言葉をいくつか準備しておく
オンライン英会話で話すときに覚えておくと意外に便利なのが「つなぎの言葉」です。
せっかく自己紹介の内容を事前に準備していても、つなぎの言葉がないと棒読みになってしまい少しくぎこちないかもしれません。
日本語なら「え〜っと」とか「それから〜」という部分を英語でつなげるようにしておくと、それだけでかなりいい感じになるので簡単な言葉だけでも知っておくと安心です。
・え〜っと、そうだなぁ / Well…や、Let me see…や、Um…(ア〜ン)
・ってことは、だから、さて / So…
・それから〜 / And then…
・なんて言えばいいのかなぁ / How do I say…
・例えば〜 / For example …
・あってる? / Right? や、Is it correct?
これらを自己紹介のカンペ用のメモにコピーしておくだけでもかなり役に立つと思います。
5.英語の相槌(あいずち)を準備しておく
あと講師が話すときの相槌もいくつか覚えておきましょう。
「Yes」ばっかりだとちょっと単調な気もするのでちょっとバリエーションを用意しておくと安心です。
・はい / Yes.
・なるほど / I see.
・そうですね / Right .
・そうなんですか / Realy
意外とつなぎ言葉や相槌を英語にするだけでも英会話っぽくなりますよ。
6.講師の英語が聞き取れない時の「質問の仕方」を準備しておく
あと当然ですが講師の英語が聞き取れないことがよくあると思います。
「聞き取れない」と思ったら気にせず、すぐにそのことを講師に伝えましょう。
講師にもあなたの英語レベルが伝わるので、それを考慮して話してくれるようになります。
むしろそのやり取りこそが英会話のレッスンになるのでどんどん聞き返せばOKです。
【シンプルに聞き返すとき】
もう一度言ってもらえます?
Sorry?
Pardon?
Excuse me?
3つとも同じような意味で使えますが、どれも語尾を上げて聞き返すのがポイントです。
【より丁寧に聞き返す】
聴こえなかったのでもう一度言ってもらえますか?
I didn't hear you.Could you say again?
※前半は"I didn't catch that."などでもOKです。
【早すぎて聴きとれなかった場合】
もう少しゆっくり話してもらえますか?
Could you speak more slowly?
【相手の言っている意味が理解できない場合】
ごめんなさい。意味が理解できませんでした。
Sorry.I don't get it.
Sorry.I don't understand.
これぐらいを言えるようにしておく(メモっておく)と安心だと思います。
7.翻訳アプリを開いておく
もう一つ、オンライン英会話の前に翻訳アプリを開いておくのもおすすめです。
言葉が思いつかない時に慌てて検索するより、すぐに調べられるので安心です。
Google翻訳など慣れたものなら何でもいいですが、個人的には無料のDeepLという翻訳アプリがすごく自然な翻訳なのでおすすめです。
まとめ【はじめてのオンライン英会話も、これだけ準備すれば意外と楽しい】
はじめてのオンライン英会話はやっぱり緊張しますよね。
でも1回目のハードルを超えてしまえばあとは意外と楽しいものです。
使う単語もほとんど中学で習った簡単なものでだいたい会話は成り立ちますし、何より自分が「外国人と英語でコミュニケーションしてること」の優越感がうれしかったりもします。
特にこの記事で紹介した
- ・自己紹介の準備
- ・英語のつなぎ言葉や相槌(あいづち)の準備
- ・聞き取れない時の質問
- ・翻訳アプリの準備
これらをまず1回やっておけば安心。
あとは回数を重ねるごとに慣れていきます。
1人で英語の勉強してるだけだとなかなか成長を実感できなかったりもしますが、実際に人と話してみると「意外と通じかも!」と急に世界が開けた気分にもなったり。
ワクワクが感じられると思います。
「案ずるより産むが易し(やすし)」と言う言葉がありますがまさにその通り。
「とりあえずやってみる」という最初のハードルを越えてしまえばきっと「早くはじめておけばよかった!」と思えるはずです。
1日1ミリづつでも前に進めばOKという気持ちで頑張っていきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。