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英語日記で英会話を身につける勉強法

【体験記】急に仕事で英語が必要になったら最初にやるべきことは?

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英語初心者イメージ

 

英語なんて学生時代からやってないのに急に仕事で必要になった…

さあ、これからどうしよう?

 

約3カ月前、まさにわたしがこういう状況でした。

でも今はなんとか仕事もうまくまわり出して、英語学習の成果も少し実感できるようになってきたので現時点で整理したことをまとめておきます。

 

会社の海外事業部に配属が決まった当時のわたしに向けたアドバイスのつもりで書いていますので、もし似たような状況の方がおられればぜひ参考にしてみてください。

 

急に仕事で英語が必要になったらまず最初にやるべきことは?

最初にやることタイトルイメージ

「仕事で英語か必要になった」=「急いで英語を話せるようにならないと!」とつい考えてしまいがちですが本当にそうでしょうか?

 

焦る気持ちは抑えてまず一度このことは自問自答するのは大切ですね。

 

もともと英語が得意でない人が人事異動などで急に英語が必要な仕事をすることになった場合、その人に求められることは英語力ではないはず。

 

むしろ英語が苦手ながらも仕事がうまく進むように立ち回ることこそ最優先すべきだと思います。

 

自分の役割を整理する ←いま本当に求められていることは?

英語が話せない人が、いきなり短期間で英語ペラペラになるなんて誰も思っていませんよね。

その人が持つ英語力以外の要素、

つまり仕事のスキルや経験値、人柄や普段の立ち回り方を見込んで選ばれているはずです。

 

まずは少し視野を広げて、いま自分ができること、求められていることが何かを整理するところから始めましょう

 

最初がとても肝心。

うまく立ち回り、新しい環境での自分の役割、ポジションを整えてしまうこと。

まずそこさえ押さえておけば後はじっくり英語スキルを身につけることに時間を使えるようになると思います。

 

逆に最初のボタンを掛け違えるといつまでたっても自分のペースがつくれず「英語学習どころではない」という状況にも成り得るのでご注意ください。

 

職場での環境づくり

職場環境イメージ写真

そこで大切なのが環境づくり。

周りの人に助けてもらったり、応援してもらえる環境を整えることでしょう。

 

現時点のあなたの強みを活かすためには円滑なコミュニケーションが必要不可欠。英語が苦手なら周りに協力してもらうしかありません。

 

自分の英語レベルを素直に打ち明ける

英語が苦手ならそのことを周りの人に素直に打ち明けること。これがまず最初にやるべきことだと思います。

 

「英語が苦手なんて言うの恥ずかしい」などと思っているとあとで苦労します。

 

一緒に仕事をする人には自分の英語レベルをきちんと伝えて、サポートをお願いしましょう。

なんなら、本当のレベルより低めに伝えておいてもいいくらいです。

 

周りも「この人は英語が苦手」とわかっていればより丁寧にサポートしてくれますし、少しでも自分の英語スキルが上がってくると「がんばってるんだなぁ」と応援もしてもらえるかもしれません。(むしろ株が上がるかも)

 

真摯(しんし)に向き合う姿勢こそ、チームワークにも繋がると思います。

 

できることから積極的にやる

周りがみんな英語が話せる中で、自分だけが話せないとなると気後れしてしまって何かと消極的になりがちです。

 

でもそこは割り切って自分ができることは積極的に取り組む姿勢を見せましょう。

 

特にメールやチャットなどテキストでのコミュニケーションは早いうちに失敗しながら慣れておくことのがおすすめ。

時間がたてばたつほどアクションしづらくなるので「エイっ!」と思い切って始めるのがいいと思います。

 

英語が話せなくても、翻訳ツールなども使えばテキストでのコミュニケーションはなんとかなります。

 

特に外国人は積極的に失敗することに対してはとても寛容、恥ずかしがる必要はありません。一方で消極的な人に対してわざわざ気をまわして助け船を出すことはしないので自分から早い段階でメールでもチャットでも送るところから参加していくのがおすすめです。

 

ほんとにちょっとしたコミュニケーション(「ありがとう」とか「お元気ですか?」だけでも)でも、相手と通じ合うと楽しいもの。

ビギナーズラックだと思ってとにかく早いうちにできることからはじめるといいでしょう。

 

謙虚さを忘れない

あと、とにかく謙虚さは忘れないように。

一緒に仕事をする人の中には、自分より明らかに仕事のスキルが低い人や年齢が若い人がいるかも知れません。

周りの人の仕事のスキルや経験値が原因でうまく物事が進まなかったりミスが発生することもあるかもしれません。

 

そういう時にここぞとばかり、自分が英語スキルで劣る分、仕事のスキルでマウントをとる人がいますがこれはは絶対避けましょう。

わたしの同僚でこれをやってしまい、周りから総スカンをくらった人がいました

 

言葉の壁があると、なかなか今までのようには仕事が進まずイライラすることもあると思いますが、そこはグッとこらえて穏やかに。

 

「ここでは自分は言葉が話せない人」

このことを忘れずに謙虚に接することで、周りとの良い関係性もどんどん構築されると思います。

 

英語学習の計画を立てる

英語の目標と計画

最初は英語ができなくてもその中でうまく立ち回り仕事が前に進めばまずはOK。

ただ…いつまでたっても英語スキルが全然上達していないとなるとさすがにそれば問題かもしれません。(というかせっかくなら成長したいですよね。)

環境づくりを最優先しつつも、早いうちに英語学習の計画をざっくりとでも立てておきましょう。

 

英語スキルの目標を立てる

いつまでに、どれぐらいのレベルを目指すのか?

これがないと何をどれぐらいやればいいのかがわからないので、自分の中でイメージを持っておきたいところ。

 

わたしの目標は

「6カ月後にネイティブとの会議で普通に意見交換ができている」です。

 

最初からハードルを上げても仕方ないので、下手でもいいから気負いなく英語で意見が交わせているのを最初の目標にしました。

6カ月という期間は長すぎず、短すぎずの感覚値です。(例えば「1年後に英語がペラペラ」とかの目標だとそれまでの過程がイメージしづらいので…)

 

このあたりは人それぞれ、最初の英語レベルや会社からの期待値もあると思うので、自分に合った目標を立てるのがいいと思います。

 

目標に向けたシナリオ(計画)をイメージしておく

わたしの6か月間後の目標に向けたシナリオは以下の通り。(あくまで参考に)

  • 1カ月目まで:テキストでの英語対応に慣れる
  • 2カ月目まで:仕事でよく使う英単語を覚える
  • 3カ月目まで:会議でリスニングがある程度できている
  • 4か月目まで:軽い雑談などスピーキングにチャレンジ
  • 5カ月目まで:会議でも少し英語で発言ができている
  • 6か月目まで:会議で普通に意見交換ができている

もちろん現実とはズレるかもしれませんが、これぐらいイメージしておくことで「思うように進んでいるのか?」「今なにをやるべきか?」が明確になるので最初にざっくりとでも計画をたてておくのをおすすめします。

 

やってはいけないことは?

急に英語が必要になったからと言って、やってはいけない(というかやらない方がいいと思う)ことは以下の通り。

  1. 自分の英語スキルばかりを意識する
  2. 英語が苦手なことを隠そうとする
  3. 仕事のスキルで周りの人にマウントをとる
  4. 目標をイメージせずやみくもに英語学習する

これまで書いてきたことの裏返しなのですが、わたしの周りでまさにこういう立ち回り方をして失敗した人がいるので頭の片隅にでも置いておいてください。

 

まとめ【仕事で英語が必要になったのはある意味いいチャンス】

仕事で英語が必要になったイメージ

急に仕事で英語が必要になると焦りますよね。

わたしも最初のころは会議に参加しても自分だけ、周りが何を言っているかもわからないし何も言えないという状況に愕然としました。(英語もちょっとぐらい何とかなるかな?と思ったけど甘かった…)

 

ただ意図せずともそういう環境が与えられたのはいい機会だと思っています。

 

「いつかは英語が話せるようになりたいなあ…」と漠然と思っていてもなかなか自発的には英語学習に取り組めないのも事実

であればこういう「やらなきゃいけない」という環境はいいチャンス。

 

世の中はどんどんグローバル化して、会社でも新しく入社する人は英語が話せる人が増えてきています。

英語を話せることが強みというよりも、「話せないことが弱み」という時代にもなりかねない勢い。

 

今は便利な翻訳ツールや、学習用のツールもいろいろあるので私もなんとかこれをチャンスととらえてとりあえず「I speak English!」と普通に言えるぐらいにはなりたいと思っていますので一緒にがんばっていきましょう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。