こんにちは。コトノバです。
わたしは50代、会社員をしながら独学で英会話の勉強を始めて約6カ月。
そして今、何とか「英語が話せる」と言えるようになりました。
まだまだ決して上手とは言えませんが、ただ本当にうれしくて、楽しくて。
もしこの記事を読んでおられるあなたが、わたしに近い年齢の方でしたら、
そしてもし、「英語が話せるようになれたらなぁ」と少しでも思っておられるなら、ぜひ半年後にこの気持ちを分かち合えればと思っています。
50代にもなると、どうしても記憶力や体力の低下を感じるようになりますね。
今から英語学習を始めても難しいのでは?と不安になるかもしれません。
確かに今から短期間で英検やTOEICなど、テストで高得点をとるのは簡単ではないでしょう。
でも「英語が話せるようになる」ことなら半年でも充分可能です。
もちろんペラペラというわけではありませんが、カフェでネイティブの人と気軽に雑談できるくらい。まずこれらぐらいを目指すなら実はそれほど難しいことではありませんでした。
記憶力も体力も若い頃のようにはいきませんが、50代の今だからこその強みもあります。
このブログでは、50代のわたしが今の能力と向き合いつつ、試行錯誤しながら実践した勉強法や思考法をご紹介していきます。
なお、先にお伝えしておくとおすすめの勉強法は以下の3つ
- ・【1】英語日記:自分の言葉を英語フレーズにして覚える
- ・【2】オーディオブック:発音、リスニング、文法をインプット
- ・【3】オンライン英会話:覚えた英語をアウトプット
具体的なやり方や、効率よく英会話が身につく理由など、詳しくは後ほどご紹介します。
- 50代で英会話を勉強すると未来は明るい
- 50代からの独学英語 2つのコツ
- 50代からの英語勉強法
- 「英語日記」で自分の言葉を英語フレーズにする
- スキマ時間にオーディオブックでインプット
- オンライン英会話で試す【アウトプット】
- まとめ
50代で英会話を勉強すると未来は明るい
まずは少し未来のことをイメージしておきましょう。
これから英語学習を始めるには、ちゃんと続けられるためのモチベーションは大切です。
というのも、わたしはこれまでにも何度となく「英語を勉強しようかな」と少し始めたことがありますが、すぐに挫折してきました。
挫折の理由は、言い訳しようと思えばいくらでも言えますが‥
実際のところやはりモチベーションが続かなかった、それだけです。
ちゃんと「英語が話せるようになったその先の自分」をイメージしておかないと、また同じ挫折の繰り返しになります。
逆に英語が話せるようになることで得られる明るい未来をイメージしておくと、英語学習を続けるのは楽しみになるのでまずはそこをぜひ考えてみてください。
英語は人を生き生きさせる
ここで少し、あなたよりも年齢が高い人で英語が話せる人を思い出してみてください。
その人は生き生きと人生を楽しんでいる人ではないでしょうか?
統計的にはわかりませんがわたしが知る限り、特に高齢の方で英語が話せる人はすごく生き生きしている人が多いです。
50代を過ぎると、「老けたなぁ」と感じる人と、「この人は生き生きしてるなぁ」と感じる人の二手に、かなり顕著に分かれていくように思います。
特に60歳を過ぎ退職すると会社での肩書きやポジションがなくなり、自分そのものが持つ価値こそがその人の自信になるのだと思います。
そして英語が話せることは、その価値や自信に繋がる大きな要素の一つなのでしょう。
もちろん英語だけではありませんが、50代ぐらいから少しずつ身につけていくことで、そういう生き生きした未来が見えることは、英会話を学ぶ魅力的なモチベーションになると感じています。
人生100年時代。英語は仕事の選択肢を広げる
人生100年時代。
例えば今50歳ならあと半分生きる可能性があります。
もっともっと人生を楽しめると同時に、まだまだ働く必要があるとも言えます。
一方、高齢者が就ける仕事は限られていて、選べる仕事が減るのも事実。
そんな中、日本には海外からの旅行者はこれからもどんどん増えていくでしょう。
コロナ以前よく見かけた光景として、海外旅行者をガイドするシニア層の方がかなり増えていましたし、この先もまた外国人を相手にするお仕事の需要が増えていくのは言うまでもありません。
高齢者が増え、仕事が取り合いになる中でも、英語スキルは強い武器になると言えます。
50代なら英語はまだ間に合う
最近は英語が話せる日本人もかなり増えていますね。
今や社会では英語が話せること自体はそれほど強みにはならないかもしれません。
でも、それは若い世代を見渡した時の話。
わたしたちの同世代やもっと上の世代で英語が話せる人はまだまだ少ないです。
50代になると、この先の第二の人生を意識し始める人も多いと思いますが、上の世代の中での50代は最も若い世代。
最も記憶力や体力もあります。
つまり今から少しずつでも英語を勉強していけば、第二の人生組ではブルーオーシャン。
英語スキルは大きな強みになるでしょう。
そう考えると、英語学習を始めるのは今しかありませんし、この先の人生をより豊かなものにするチャンスだと言えるのではないでしょうか。
50代からの独学英語 2つのコツ
ここで押さえておきたいポイントは、効率よく、楽しめる方法を選ぶこと。
若い頃のようにがむしゃらに単語や文法を暗記したり、短期集中的に1日に何時間も勉強するというやり方はおすすめしません。
子どもの運動会で張り切るお父さんのように、すぐに息切れしています。
コツとしては一度に単語やフレーズを覚えようとせず、毎日少しずつでいいので英語にふれること。
これをやめずに、繰り返し書いたり聴いたりすることでしっかり頭に定着するので焦らずにいきましょう。
近い目標を立てる
まずは具体的な目標を立てましょう。
「6か月後に、外国人と気軽に英語で雑談ができるようになっている」など、「いつまでに」「自分がどうなっている」かを、具体的にイメージしておきます。
そして「その時の自分がどんな相手と、どんな会話をするのか?」をよりリアルにイメージしていくことで、どんな英語フレーズから覚えていくといいのかが明確になっていきます。
あと、単純に妄想するだけでも何となく楽しいですし、ずっとイメージしていることで実際にそれを実現するような行動にもつながっていくので、ぜひ近い目標をイメージしてみてください。
「話す」ための近道を意識する
「英語の勉強を始めよう」と思うと、つい学生の頃のように机に向かって暗記したり参考書で文法を覚えようとしてしまいがち。
日常会話に必要な単語数は2,000語とも3,000語とも言われていますが、まずこれを暗記しようと思うと途中で飽きてしまいそうですね。
もしかすると若い人なら、最初にがっつりインプットしてからでもいいのかもしれませんが、50代ならもっと「話す」ための近道にフォーカスしたいところ。
知識をすべてインプットしてから話すのではなく「少し覚えたら話す」「次に話したいことを覚える」を繰り返していくことをおすすめします。
例えばまずは1〜2週間に1回ぐらいのペースでオンライン英会話を予約。
次回のオンライン英会話の時に話すための英語フレーズを1〜2週間で覚えて実際に話してみる。そして文法の間違いや表現を講師に指摘してもらい次に話すフレーズを練習するのを繰り返す、というイメージです。
こうすると無駄なく楽しみながら自分が得意な話題を少しずつ身につけていけます。
「今回はこれが話せた!」「次回はもっとこんな話をしよう!」と成長も実感できます。
年齢が上がれば、記憶力や体力に頼らず上達するやり方でいけばいいのです。
50代からの英語勉強法
今までの話を踏まえ、より効率よく楽しみながら英会話を身につけるためのおすすめの勉強方法をご紹介します。
忙しい会社員でもあまり時間を取られず、また記憶力や体力に頼らずできるやり方ですのでぜひ参考にしてみてください。
毎日やること
【1】英語日記で自分の言葉を英語フレーズにする
【2】スキマ時間にオーディオブックでインプット
定期的にやること
【3】オンライン英会話で試す
※最初は1〜2週間に1回からでOK
「英語日記」で自分の言葉を英語フレーズにする
まず一つ目は英語日記。
英語で日記を書くことを軸にして英語学習を進めていきます。
英語日記のメリットは、自分が日常的に話す言葉を英語フレーズとしてストックできること。
つまり英会話の時に使う可能性の高い言葉から身につけていけるというわけです。
「英語日記を書く」と言うと、「最初から自力で英語の文章を書く」ことをイメージされるかもしれませんが、その必要はありません。
むしろ最初は英語で考えずに、日本語で文章を書いて、それを英訳するのがおすすめです。
なぜなら、最初から英語で考えようとすると、自分のボキャブラリーの範囲内だけで文章を考えてしまうので英語表現の幅が広がらないから。
自分が話そうと思う言葉をそのまま日本語で書いてから英語フレーズに変換して覚えていくのが大切です。
この時、翻訳アプリなどで英訳してしまってOK。
特に最初のうちは英文を書くのに時間をかけず、英訳したフレーズを覚えることに注力すると効率よく自分オリジナルの会話フレーズ集がストックできます。
英語日記の手順
なお、英語日記で勉強する手順は以下の通りです
- 自分が会話で使いそうな言葉を日本語で書く
- 英語に訳す(翻訳アプリでもOK)
- 声に出して読む
一日一行ずつでも続けていけば、自分が使える英語フレーズがどんどんストックされていきます。
スキマ時間にオーディオブックでインプット
英語日記と合わせて始めるといいのがオーディオブックです。
オーディオブックとは、市販の本をプロのナレーターが朗読してくれるアプリ。もちろん英語関連の本なら英語ナレーションが入っているのでリスニングや発音の勉強に効果的です。
英語日記は自分の言葉を英語フレーズにして覚えるのに最適ですが、それだけだと英会話に必要なリスニングや発音は正しく学べません。
その点オーディオブックなら、通勤中や家事をしながら、また散歩中や昼食をとりながら耳だけで英語の知識をインプットできるので、忙しい人でも無理なく学習できます。
英語のオーディオブックには
- リスニング聞き流し
- 英語学習本
- 英語の小説や自己啓発本
など
様々なタイプの本があるので、まずはどれか自分にあったものを選んでスキマ時間に繰り返し聴くことをおすすめします。
AmazonのオーディオブックAudibleなら、初めての人は初回限定の無料体験で30日間聴き放題が試せます。
英語に関する本のラインナップもかなり多いのでまずは無料で感覚をつかんでみてください。
オンライン英会話で試す【アウトプット】
最初は1〜2週間に1回でもいいので、オンライン英会話で実際にアウトプットしていくのがおすすめです。
あくまで英語学習の目的が英会話力を身につけることなら、定期的に話す機会をつくることは必要ですし、やっぱりこれが一番の近道だと思います。
「来週、オンライン英会話の予約を入れた」と思うと、そのとき話したい内容に合わせて英語フレーズを覚えようとするので、英語日記をつける時も書くべき内容がより明確になります。
「オンライン英会話はちょっと不安」と思われるかもしれませんが、初心者向けの対応はかなり充実しています。
講師がその人のレベルに合わせてくれるので、わたしも最初はものすごくゆっくりしたペースで話してもらいました。
講師は全体的には若い女性が多い印象ですが、スクールごとに老若男女いろいろおられますので、自分にあった講師を選ぶと英会話を勉強する楽しさも増します。
最初の1〜2回、無料体験としてレッスンが受けられるオンライン英会話もあるので、試してみるといいでしょう。
英語日記で自分の言葉を英語フレーズにして、スキマ時間に音声で英語をインプットし、英会話で試す。
このサイクルを回すことで、無駄なく楽しみながら、英会話スキルが上達するのを実感していけるのでぜひ試してみてください。
まとめ
もし今あなたが少しでも「英語を始めてみようかな?」と思われるならまずは半年、少しずつでもいいので、ぜひやめずに続けてみていただきたいです。
特に今はまだぜんぜん英語が話せないという人でしたら、たった半年でもかなり成長を実感できると思います。
少なくとも「英語が話せない」から「英語が話せる」に変えることは充分可能です。
そのためには
- ・英語が話せる明るい未来を想像する
- ・近い目標を具体的にイメージする
- ・「話す」ことにフォーカスして学ぶ
- ・英語日記を軸に、インプットとアウトプットを繰り返す
50代からでも、英語はやればやるだけ確実に身につきますので、半年後に気軽に英語を話している自分をイメージしながら少しずつ続けてみてください。
英語でコミュニケーションがとれることは思った以上に楽しいです。
一緒にがんばっていきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。